さて、サンジの素性がはっきりとわかった
ホールケーキアイランド編が終了し
ワノ国編へ突入したのですが
いくつか気になるエピソード、伏線か?と思われるものの
繋がりが見えてきたので
考察しておきます。
もくじ
ヴィンスモーク”ソラ” 海の戦士”ソラ” なんだか気になる ソラ!
ということで、皆さんも気になりますよね?
尾田栄一郎氏、伏線張るの得意ですよね?
何にも関係無いのに同じ名称を使うか?って思いますよね!
ということで、ソラに何かあるはずだ!
との前提で考察をしてみました。
時系列順でソラをたどってみる
二つのソラを知るためにはどちらについても
時代背景を知ることが必要かと思います。
時系列で辿ろうとすると
海の戦士ソラが先か、ヴィンスモークソラが先か
というところから考えなくてはならないですね。
海の戦士ソラはいつ頃、描かれたもの?
海の戦士ソラについて話題に出たのはファイアタンク海賊団によって
サンジが捕らえられたときのヴィトの会話からでしたね。
世界中にファンがいるという海の戦士ソラは
世界経済新聞に掲載されていた絵物語を
子どもたちが楽しく読んでいた(ロー&ヴィトの発言から)ようです。
内容は悪の軍団のジェルマ66と戦う海の英雄物語
ちなみに、ローはノースブルー出身です
ジェルマ大好きヴィトもノースブルーでしょうか?
ヴィトの年齢はわかりませんが
トラファルガーローの年齢は公表されています。
ローの年齢は26歳、新聞で読んでいた子供のころの年齢は
下記のシーンを考慮しても
ノースブルーにあったフレバンスという国で幸せに暮らしていた時代
病が蔓延してフレバンスが滅び、ドフラミンゴファミリーの元で暮らした時代
コラソンと旅をしながら病気を治す方法を画策した時代
などを考慮して
絵物語をローが読んでいたのは広く見積もって6~10歳の間までと思われます。
ということは、ローが現在26歳なので16年~20年前に
世界経済新聞に掲載されていた、と考えられますね。
ヴィンスモークソラは何歳なのか?
ヴィンスモークソラの年齢が気になるところなのですが
正確な年齢は公表されていないようですね。
サンジ(他兄弟)が21歳・レイジュが24歳と公表されています。
とすると・・母親ですので
生きていれば(尾田栄一郎氏はあまり若き母を描いていないため)
20歳でレイジュを出産したとして44歳
26歳でレイジュを出産したとして50歳
と考えられます。
サンジの幼少期には存命していたので
26~32歳くらいで亡くなったのではないかと想定しますと
海の戦士ソラとヴィンスモークソラと
比較したところ
そのままストレートにみると
ヴィンスモークソラが先、と考えるのが妥当でしょう。
海の戦士ソラが連載されていたのは
16~20年前、と考えていいでしょう。
ロビンは知ってる?海の戦士ソラ
ここで博識なロビンなのですが、ロビンはヴィンスモークを知りませんでした。
うっすら聞いたような?程度でしょうね。
ロビンはウエストブルー出身、30歳です
ブルックは知ってる?海の戦士ソラ
ちなみに、ブルックは知っていましたよ
ウエストブルーの90歳です。
ウエストブルーのどこかの王国で
護衛船団の団長をしていましたね
その後、ルンバー海賊団の船長代理をしています。
ブルックの長い人生のどこで
『ヴィンスモークと聞くと背筋がゾッとする』経験をしたのでしょうか?
サンジは知ってる?海の戦士ソラ
サンジはノースブルー出身でしたよね
当然、このお話を知っているようでした。
嘘つきノーランド、読んでますね~
北の海の海遊国家「ジェルマ王国」の王子だったころ
本などを読み漁っていたようでしたので、案外博識です。
海の戦士ソラというお話を知っていたのかも?
ヴィトがジェルマ66のファンという話をしても
特に初耳というそぶりはありませんでした。
まさかの”ソラ”の著者は?
さて、海の戦士ソラって著者は誰でしょうか?
海軍のプロパガンダなんて耳にしますので・・海軍かな?
なんてなんとなく思ってしまいがちです。
悪の軍団と戦う海の英雄のお話ですので
海軍と結びついているようですが
絵物語の内容がしっかり語られていないので
一部流出している絵から海軍を連想している状態です。
ジェルマはそもそも過去、大きな力を持ってはいましたが
ロビンは記憶があやふやなほどここ数十年の知名度は落ちています
海の戦士ソラが世界経済新聞に連載されていたのは
16~20年前とすると
(落ち目のヴィンスモーク)悪の軍団ジェルマ66vs(海軍と思われる)海の戦士ソラ
なんて絵物語がプロパガンダになるでしょうか?
ちょっと弱いと感じてしまいます。
思い切った仮説を一つ
ヴィンスモークソラは薬物を飲み、身体を壊してしまいましたね。
ソラは自分の子供たちが心の無いロボットのような戦士になる事を止めようとして
劇薬を飲んだのでした。
命を懸けた行動だったのですが、サンジ以外の子供たちは
父親ジャッジの思惑通り喜怒哀楽の『哀』が欠如した人間となりましたね。
父親ジャッジはイチジ・ニジ・ヨンジを可愛がり
母親ソラはサンジを可愛がるという歪んだ家庭環境は
本編にも描かれています。
サンジを可愛がるソラは病に伏している
ヴィンスモークソラは劇薬を飲んだ後、病に伏していました。
人間らしい心を残したサンジに何か物語でも作ってあげよう
・・なんて母心があったのではないでしょうか?
ヴィンスモークをよく知る人間たちの中で
ジェルマ66を知り、悪役としたいと思う人物
物語を描く文才がある、ある程度の大人・・・
と考えると、ヴィンスモークソラしか思いつかないのです。
思い切った仮説だとは思うのですが
海の戦士ソラが掲載されていたのが16~20年前
(サンジは21歳なので1~5歳です)
そのころ、ヴィンスモークソラがサンジに
自分で創作した物語を語っていたのではないでしょうか?
それが何らかの形で世界経済新聞に掲載されたのではないか?
まだまだ、この海の戦士ソラのエピソードは
語りつくせない謎をはらんでいます。
いずれ本編で伏線の回収で出て来ると思います。
全ての糸がほどけたら、何が出て来るのか?と思うと
楽しみではありますが
終わってしまうと寂しくもありますので
ゆっくり進んで欲しいと願ってもいるのです。
この海の戦士ソラの考察は、もう少し続けてみたいと思います。
続編が書ける日が来ますように・・