パタリロ!が大好き!という奥さんにつられて(変態ではない)
少女漫画も嫌いではないのだけれど
正直、こっち系?BL系の漫画は・・なんて思いながらも
はまってしまった、管理人です。

パタリロ!というと、なんというか
BL=ビーエル=ボーイズラブ=男性同士の同性愛
というイメージが強すぎて、敬遠していたな。
まずはパタリロ!とはどんな漫画なのか復習してみよう。

パタリロ!とはどんな漫画?

 

 

 

 

 

 

 

 

1978年に『花とゆめ』(白泉社)で連載が始まり、
82年にはアニメ化もされた魔夜峰央氏の代表的ギャグ漫画である。

作者プロフィール

魔夜峰央 まや みねお
本名 山田 峰央
生年月日 1953年3月4日
出身 新潟県新潟市(現在の中央区)出身。
血液型 O型
通称(自称)「ミーちゃん」

作品の長さ

1978年の初掲載以来、今現在も描き続けられており、
スピンオフ作品まで含めればコミックスの巻数は100巻を超えている。
少女漫画界のギャグマンガ作品としては第1位の長編漫画である。

作品の特徴

耽美的な少年愛を題材に取り上げているだけでなく、
作者の懐の広さを生かしてジャンルを越えた多彩な内容であることから
今なお読者から愛され続けている漫画である。

作品の舞台

バミューダ=トライアングルの真ん中に存在する架空の島国(常春の国)
マリネラ王国を舞台に、マリネラ王国国王、
パタリロ・ド・マリネール 8 世(通称:パタリロ)が
周囲を巻き込んで起こすさまざまな騒動を描く。

作品の主要キャラクター

○パタリロ・ド・マリネール8世○

パタリロ!の主人公であり、物語の舞台であるマリネラ王国の若き国王。
普通は単にパタリロもしくは殿下と呼ばれている。
天才的な頭脳、超人的な身体能力、破壊的な性格を併せ持つ暴君という設定。

○ジャック・バルバロッサ・バンコラン○

イギリス情報局秘密情報部(MI6)所属の凄腕エージェント。
階級は「少佐」である。
基本はバンコラン少佐と呼ばれている。
常に細長いシガー(タバコ)を切らさないヘビースモーカーで美少年殺しの異名を持つ。
美少年の心を瞬殺する眼力の持ち主で同性愛者の設定。

○マライヒ○

元暗殺者の美少年。年齢は18歳。同性愛者の設定。
国際ダイヤモンド輸出機構に所属する凄腕の殺し屋であったが、
バンコラン少佐との出会い(眼力)によって機構より離脱し少佐と所帯を持ち、
ついには完全な男性でありながらバンコランとの子供を妊娠し、
一度の流産を経たのち息子フィガロを産んだ。

○タマネギ部隊○

タマネギ風の髪型で眼鏡をかけた菱口のマリネラ王国国王直属の武官部隊。
マリネラ王国全軍から選抜されたエリート軍人で構成されており、
およそ400名が在籍している。平均年齢は26歳である。
部隊の全員がタマネギ型の頭とひし形の口を持ち、みな同じ顔に見えるが
実は変装で素顔はほぼ全員が美形である。

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パタリロ!を読んでみて思ったこと

さて復習はこれくらいにして、
パタリロ!を読んでみるとあら意外、結構奥が深いし問題提起もあるし
それでありながら、切り口が軽いので読了後は明るく爽やか。

接客業をしている人には、仕事前に2~3話読んでから
仕事に取り掛かることをお勧めしたいほど
朗らかな気分になれる作品です!

パタリロ!のしびれる名言

ということで、パタリロの名言を選びたい!
と思いめぐらしたのですが
パタリロ、少女漫画とはいえ名言が多い。

その中でもお勧めなのが

 

「僕が死んだ後、

世界がどうなっても知った事じゃない。
一緒に死ぬか?」

 

 

 

 

 

これは、犯罪者が核爆発を起こそうとしたときに
思いとどまらせたパタリロの言葉だ。
なんとも奥が深い!

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パタリロ!の僻地をディスる名シーンの数々

 

 

タマネギ

『ノースダコタ?』

パタリロ

『日本で言えば』
『千葉県だ』

 

 

なんてのも好きですね。

パタリロの作者、魔夜峰央が埼玉を徹底的にディスる
”翔んで埼玉”を彷彿させるんですが

このノースダコタか千葉県かどっちをディスってんの?
結局、両方を落としてる手法
キツクなりがちなディスりなんだけど
腹が立つというよりは、なんか軽くて
笑わせてくれるところが、イイ!

その後、こう続くのだ

 

 

 

 

 

タマネギ

「ちっ千葉県というとあの埼玉県と茨城県にはさまれている
あの千葉県ですか!?」

 

パタリロ

「そう、端的に言うならば・・・僻地だ」

以後、千葉を説明するコマが絶妙なんだな




「千葉県の上を鳥が飛ぶと・・・落ちる」

 

 

 

 

 

「千葉県の上を飛行機が飛ぶと・・・」

「B29と間違えられる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コーラの瓶を神の国に返しに行く」

 

 

 

など、言いたい放題ww
千葉県民、怒っていいぞ!レベルなんだですけど?

そして

 

 

「千葉の奥地はゴキブリさえも生息できない不毛の地なのだ」

 

 

 

 

タマネギ

「こわい所ですね~」
パタリロ

「ノースダコタという所は
千葉県にまさるともおとらない田舎なのだ」

これ、上手ですよね

比較しているように見えて
まったく架空なので比較になっておらず
千葉、ノースダコタに対しての悪意が伝わってこないので
素直に笑えるし、許せる。
なぜ許されるんだろう?

どこか自虐的に見受けられ
ひねくれている愛情感じる部分があるからかもしれない

ゴキブリさえも生息できないってのも
逆にイイじゃん、そこ!って言えるし

コーラの瓶を神の国に返しに行くってのも
ディスりながらもどこか可愛らしく
嫌な印象は受けない

ま、この手法も実際の千葉県と剥離しているから
書けることなんでしょうし
笑って見過ごせる範囲なのでしょうね。

 

しかし、ノースダコタ=千葉県なのか?
気になることろではありましたので
ちょっとウィキで調べてみたところ

あんまり似ていないような気がしました。

唯一、似てるかな?と感じたのは
地理的なもの?

ノースダコタ
アメリカ合衆国の中でノースダコタ州は
グレートプレーンズと呼ばれる地域にあると見なされ
その中でも特に「ハイプレーンズ(英語版)」と呼ばれる
標高の高い平原地帯である

千葉
平野と丘陵が県土の大半を占め
海抜500m以上の山地がない日本で唯一の都道府県

平地であるってところが千葉県とノースダコタを結び付けたのか
パタリロの奥の深さは
わかるようで、ようわからん!のかもしれません。

パタリロ!まとめ

まあ40年近く続いている漫画なので面白くない訳がない。
結構考えさせられる名言や名場面、名シーンも山のようにありますので
どんどんこれからも紹介していきたいと思います。

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